今までの車中泊旅行は関西以北のドライブが多かった事と、北九州はいつも
高速道で素通りしていたので、気が付いてみるとなんと、数十年も足を止めた
ことがないことに気づき、今回思い立った。走行距離は約800キロ
近距離に決めたもう一つの理由は、今までのように7~10日間で走行距離が
3000キロというのはいささか体がついていけなくなったからだ。
旅日記1日目
北九州市立 長崎街道木屋瀬宿記念館
木屋瀬宿は江戸時代、小倉と長崎を結ぶ長崎街道の筑前六宿の宿場町
銀杏屋は長崎街道の黒崎宿
との間の立場茶屋として、
諸大名などが休息した「御小休所」
庭前には銀杏の大木があり、
紅葉時期には見事な黄葉で
ギンナンの収穫は大変で近所のボランティア総出で収穫して販売するそうだ
小倉城
同じ福岡県内なのに初めて訪れたような気がする。ショッピングセンターと
道をはさんでのミスマッチも面白い。
明日の予定は三次市なので今日のうちに下関に向かう。《道の駅きくがわ》この駅はレストランが午後7時まであり、近くに温泉もありラッキーだった。
2日目
お好み村
三次市に行く前に《広島お好み村》に行く、ビルの2階から4階までお好み焼きの店がずらりと並び、入る前に道行く人にお勧めの店を聞いてみたが、「地元の人はあまり行きません」とのこと。でもビルに入ってみるとどの店も大入りで、団体さんの予約が入っていたようだ。よさそうな店に入って広島風お好み焼きをいただいた
広島県三次市にある本格的なワイン工場 試飲コーナーでカップに1~2ミリ入れて試飲する。ゆた~っとしていると、時間は経つ 今日のお宿を探すと良いところがあった《道の駅布野》に向かう。
3日目
『奥田玄宗・小由女美術館』
奥田玄宗 日本画家 文化勲章受章 奥田小由女 人形作家 文化功労章受章
奥田玄宗・小由女美術館
同時に6月9日まで
風の画家 中島潔 京都清水寺 成就院奉納襖絵
『生命の無常と輝き展』が同時にあり それは見事 見応え十二分で時間が足らない
勿論撮影禁止だ、カメラが撮れる場所は一部なので、
カメラのシャッターを押したい欲望を抑えるのに必死だった。
三段峡も1時間ほど歩いてきたが水量が少なく迫力はなかった。
常盤橋
城下町小倉の紫川河口に架かる橋 小倉から出る長崎街道、中津街道、秋月街道など5街道起点になっていた江戸期の木構造の橋。
夜の小倉魚町銀天街などぶらつき夕食を済ませて福岡に向い、北九州都市交を初めて走った。